ホタル通信 No.310
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.238 なんだよ・・・。
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
最近はあまり書いていませんが、冬のホタルでは定番の雨男、雨女にまつわる話です。
正直、作者は雨男あるいは雨女です。もちろん、小説のように科学的根拠はありません。ただ、驚くほど、外に出た途端、雨が降って来ることが多く、それを否定するのが難しいほどです。
そんなエピソードが多いこともあり、雨をテーマにした小説がよく生まれます。
さて、内容に触れていきます。
小説の3分の2は“どうでもよい話”で構成しています。その話を延々と悶々と続けることで、オチを際立たせています。この手の話は書く機会が多いので、ネタに困りそうな気がしているのですが、書くたびに新しい発見があります。
とはいうものの、あくまでも日常会話の延長線のようなオチにするために、そこそこ悩んだりはします。
この小説を一言で言えば、“女性の計画的犯行”の話であり、よくあるパターンです。ただ、その犯行が計画通りには行かなかったオチです。
会社を出て、駅に向かっている二人。そして、なかなか雨が降らずにヤキモキしている彼女を想像しながら読んで頂ければ。
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