ホタル通信 No.309
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.235 真珠のような女
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
タイトルからして、“商業的な小説”の匂いがします。実際、内容も手前味噌ですが、そこそこの出来です。
話のきっかけはあったとは思いますが、正直覚えていません。
多分、真珠が成長する過程を何らかの方法で知ったことが発端であると思います。
何度か書きましたが、“商業的な小説”とは、独特の世界観がない分、読みやすく理解もしやすい小説を言います。
もともと、皆さんに読んで欲しい・・・という理由でブログを立ち上げたのではなく、ある人だけに向けたメッセージを小説風に置き換えました。従って、“独りよがり”や“自己満足”が主体です。
これを前向きな表現にすれば、独特の世界観ということになりますが、時々、少し主旨を外れた小説らしい小説が生まれることがあります。今回の小説も、前半に“真珠のような人”と謎を仕掛け、オチで種明かしをするという比較的、王道とも言える展開です。
加えて実話度が低い関係で、良い意味での毒々しい感じがなく、サッパリ、アッサリした内容です。
小説的には、そこそこの出来だとしても、自分らしさがなく、あまり好きではありません。
最後になりますが、登場人物が3名の珍しいタイプの小説です。
今でも小説によっては、複数名登場させたい場合も多々あるのですが極力、自分(牽引役)と相手だけに絞り込んでいます。
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