ホタル通信 No.301
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No. 232 空のつながり
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
最近、書いていないタイプの小説です。昔はこんな風に、何らかのモヤモヤ感を小説に置き換えていました。
特に何かに悩んでいるわけでもなく、悲しい出来事があったわけでもないのですが、時々、こんな小説を作っていました。
ひとことで言えば、“アンニュイ”という言葉になるのでしょうね。
退屈さ、けだるさがそうさせたのかもしれません。
読んで頂ければ分かるように、「・・・で何が言いたいの?」的な小説ですが、逆にそれが狙いのようなものです。
アンダーグラウンドとまでは行きませんが、ちょっとそれに似たような雰囲気があるのかもしれません。
実話度は0%ですが、もちろんきっかけはあります。当ブログでは、空をテーマにすることも少なくはありません。特に空を通じて、人と人との繋がりを描くことが多いように思えます。
どんなに遠く離れていても、ひとつ屋根の下にいるのは変わりはない・・・そんな風に思っています。
ロマンティストと言うより、寂しさを紛らわせるための、ひとつの緩和剤です。
比較的、初期の作品で、ややまとまりに欠ける作品ですが、思いのままを描いた“勢い”だけは感じます。
あまり情景を描かない当ブログですが、たまには情景を思い浮かべながら、読み直してみるのも悪くありません。
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