[No.720-1]ありがとうと言いたくて
No.720-1
登場人物
?=牽引役 ?=相手
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「まだブログは続けてるの?」
「うん、続けてる」
始めてから、丸7年以上経過した。
「小説・・・書いてるんだよね?」
実は親友にも詳しい話をしていない。
「そうだよ、小説“風”だけど」
実話や実話をベースにしている小説だ。
内容が内容だけに、たとえ親友でも教えられない。
「相変わらず、秘密主義?」
「うん・・・ごめん」
決して、身近な人を“悪く”書いたりはしない。
だから、見られても何も問題はない・・・・でも・・・。
「自分の本音やダークな部分も書いてるから・・・」
知人に見られているという意識が、内容に制限をかけてしまう。
それを避けたいがためだ。
「それにしても、よく続けられるよね?」
「もともと、そんな気はなかったんだけど」
単に自己満足の世界だ。
読んで欲しいというより、書き続けることに価値を見出している。
「ただ・・・」
こんな私に付き合ってくれる人がいる。
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「(029)小説No.701~725」カテゴリの記事
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