« [No.719-2]一生の戦い | トップページ | [No.720-1]ありがとうと言いたくて »

ホタル通信 No.299

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.312 重なるイメージ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

あるべき建物が無くなっている・・・まさしく日常を切り取った話
であり、テーマとしては何度か登場しています。

見ているようで見ていない・・・思い出せない時、苛立ちにも似
た気持ちになります。思い出せないことに苛立ちを感じるので
はなく、見ていなかったことに対してです。
単に建物が無くなっただけに過ぎないのでしょうが、そこには
誰かの人生があったはずです。何度だかそれさえも、否定し
ているような気持ちになります。

実話度は低めですが、無くなったと勘違いしていた建物や新
しく建てられた店は事実です。周りの環境も随分変っていた
こともあり、店一軒分の不自然な空間を見た時、かつてここに
店があったように反応してしまいました。
小説ではその場で、思い出せていますが、実際はかなり後に
なって思い出しています・・・というより、この近くに住む知人に
聞いてようやく事実が判明しました。

そんなこんながありながら・・・でも、いまだに、見ているようで
見ていません。それが建物であり、人であったり。
T299

web拍手 by FC2

| |

« [No.719-2]一生の戦い | トップページ | [No.720-1]ありがとうと言いたくて »

(111)通信No.276~300」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.299:

« [No.719-2]一生の戦い | トップページ | [No.720-1]ありがとうと言いたくて »