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ホタル通信 No.296

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.348 女友達
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

タイトルにもなっている“女友達”は実在の人物です。ただ、何がきっかけで友達になったのかは覚えていません。

覚えていないというより、きっかけそのものがなかったように記憶しています。気付いて見れば・・・そんな言葉が良く似合います。
さて、その女友達との会話そのものは創作ですが、出てくるエピソードはほぼ事実です。
女友達に何人か彼女を紹介してもらいましたが、全員ダメになりました。高校生でしたから、つきあうのも別れるのも言葉は適切ではありませんが“軽い”ものでした。

当時、良く言えば“クール”だし、悪く言えば“無口”な自分でした。女子も会話も苦手としていたのは、小説に書いてある通りです。
そんな中で、女友達だけは苦手意識がなく、会話もごく自然でした。なぜ、そうなのか理由は分かりませんが、だからこそ、友達になれたのかもしれませんね。
実はこの女友達が紹介してくれた彼女の友達とも付き合うことになったことがあります。このエピソードはすでに発表していますので、探してみて下さい。
一時期、俗に言う三角関係になっていました。現在であれば、“ゲス”と言われそうですね。

ラストは創作です。特別「そうなって欲しかった」という希望的観測やそれらしき事実があって書いたのではなく、単に小説的な展開として書いています。
S296
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