ホタル通信 No.294
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.378 あめちゃん
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性
実話度はほぼ100%です。100%だからこそのテーマかもしれません。
小説に出てくる“飴”のメーカーや商品名は覚えていませんが、メジャーではなかったことは覚えています。また、当時同じものを買おうと、コンビニやスーパーをいくつか巡っても売っていませんでした。
この小説は飴が表向きのテーマになっているものの、冒頭とラストから分かるように“彼女を疑ってしまった”ことこそが本当のテーマです。
「売ってたら買ってくる」なんて社交辞令だと思っていました。
自分も似たようなことを言うこともありますから。
でも、相当な日数が過ぎた後に買ってきてくれたので、結構ビックリしたのを覚えています。だからこそ、小説になったと思います。
結果的に、今までの中間報告が言い訳ではなかったことになるわけですから、それを疑っていたことに対する反省の念もあり、これの方が飴そのものよりも色濃く、小説に反映されました。
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