ホタル通信 No.292
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.311 右手の指輪
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
小説のようにかなり突っ込んだ話はありませんでしたが相手の女性は実在の人物です。
指輪の位置に、男性が想像しているほど深い意味がないことを知ってはいたので、少し強引に、話を作ってしまった感があります。
実際、小説の重要なポイントである「どの指から、どの指に替わったのか」を書いていません・・・というより“書けなかった”というのが正直な感想です。
本当は、友達と恋人を意味する指が明確に存在しておれば良かったのですが・・・。
さて、この小説は比較的、気に入っています。よく読めば辻褄が合わない部分がチラホラあるものの、何とか体裁は整えています。
冒頭、実在する人物と書きましたが、この人は当ブログで頻繁に登場する女性のひとりです。その女性の指輪がとても印象的だったので、このアイデアを思い付きました。
ただ、小説のような会話には進展せず、「聞くに聞けない」状態でした。
彼女とは特別な関係ではありませんでした。別の見方をすれば、彼女が僕に対して“牽制球”を投げていたのかもしれませんね。その牽制球が、どちらの意味を持つのか、真相は闇の中です。
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