ホタル通信 No.291
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.332 愛は悲しみより深い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
小説のタイトルは、ある歌詞のワンフレーズを、一部“字”を換えて採用しました。
実話度は高くありません。どちらかと言えば小説のタイトルから話を作り上げたようなものです。
前半は全体が伏線のような作りで、後半になると一気に話が展開して行きます。このような展開方法は自分の中では定番のやり方で、ひどい時には99%が伏線で、最後の1行で話しが展開して、そのまま終話することも、珍しくはありません。
冒頭の“どん底の底を見上げる”という表現は私が考えたものではなく、テレビからの受け売りです。
ただ、その表現に似た体験をしたことがあったので、タイトルと相まって、小説が誕生しました。実話度は低いですが、多少、思い入れがある小説のひとつです。
内容については、読んで頂いた通りです、特に大きなヒネリは入れていません。
ですが小説のラストは、ややヒネリを入れています。
とは言うものの、タイトルと同じ意味合いのオチを持ってきていますので、そんなに“?”なオチではないと考えています。
ただ、最初からそれを狙っていたわけではなく、たまたま話の展開上、そうなったように記憶しています。
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