« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016年7月

[No.706-2]さながらホラー話

No.706-2

もしかしたら、好きな芸能人の話でもしたのかもしれない。

「知りたい?」
「あっ・・・う、ううん・・・」

どこかで、口を滑らせていなければいいのだが・・・。

「写真よ、写真!」
「写真?」

大急ぎで思い出す。

「アルバムって言ったほうがいいのかな?」
「・・・あっ!?あれかぁ~!」

以前、子供の頃のアルバムを見せたことがある。

「俺の部屋の写真・・・だよね?」
「そうよ」

高校生活の数少ない一枚だった。

「でも、よく覚えてた・・・というか、見てたな?」
「意外と気にするものよ、女子は」

知らなかった事実だ。

「けど、アニメだけに限らないけどね」
「えっ!?」
「アイドルでも、そうじゃない普通の人だって・・・」

この先は聞きたくないような気がする。

「・・・そんなに怖がらなくてもいいでしょ?」

さながらホラー話に聞こえるのは俺だけだろうか・・・。S706
(No.706完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.706-1]さながらホラー話

No.706-1

登場人物
男性=牽引役  
女性=相手
-----------------------------
ふと思い出し、久しぶりにそれを見た。

「知ってるよ」

あっさり、彼女が答える。

「私もアニメは、嫌いなほうじゃないから」

たいして好きでもないよ、と言っているように聞こえなくもない。

「昨日、久しぶりに見たんだ」
「あなたのタイプでしょ?彼女」

だから女性はこわい。
話の確信どころか、まだ一言しかしゃべっていないのに・・・。

「よく分かったな!?」
「女性なら誰でも分かるわよ」

表情や仕草にでも出ていたというのだろうか?

「ところで、さっき“彼女”って言ったよね?」

そのアニメには、ヒロインと準ヒロインがいる。
その他に主役クラスの女性が4人。

「特定できてるの?」
「もちろんよ」

このアニメの話は初めてしたはずだ。
それに、好みのタイプも話したことはない・・・はずだ。

「俺・・・好みのタイプ、しゃべったことあった?」
「ううん、聞いたことないよ」

それなら、なぜ分かるのだろうか?

(No.706-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

ホタル通信 No.292

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.311 右手の指輪
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

小説のようにかなり突っ込んだ話はありませんでしたが相手の女性は実在の人物です。

指輪の位置に、男性が想像しているほど深い意味がないことを知ってはいたので、少し強引に、話を作ってしまった感があります。
実際、小説の重要なポイントである「どの指から、どの指に替わったのか」を書いていません・・・というより“書けなかった”というのが正直な感想です。
本当は、友達と恋人を意味する指が明確に存在しておれば良かったのですが・・・。

さて、この小説は比較的、気に入っています。よく読めば辻褄が合わない部分がチラホラあるものの、何とか体裁は整えています。
冒頭、実在する人物と書きましたが、この人は当ブログで頻繁に登場する女性のひとりです。その女性の指輪がとても印象的だったので、このアイデアを思い付きました。
ただ、小説のような会話には進展せず、「聞くに聞けない」状態でした。

彼女とは特別な関係ではありませんでした。別の見方をすれば、彼女が僕に対して“牽制球”を投げていたのかもしれませんね。その牽制球が、どちらの意味を持つのか、真相は闇の中です。
T292
web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.705-2]スタブロ

No.705-2

「日常生活の中では使わない言葉だよな」

私だって、高校を卒業して以来、一度も使ったことがない。

「なんでまた急に思い出したの?」
「えっ・・・まぁ・・・テレビを見てたら・・・」

端的に言えば、青春ドラマをやっていた。
その際、スタブロが目に入った。

「それがアップになったシーンがあって」

もちろん、それ自体を目にする機会は全くないわけじゃない。
でも、今まで気に留めたことはなかった。

「そのドラマを見てて、色々思い出しちゃったのかな・・・」

当時、学校は違えど、付き合っていた彼も、陸上部だった。

「スターティングブロック・・・略して、スタブロ」
「・・・関係者しか分からないよね、きっと」

確かにそうだろう。

「思い出すよな・・・スタート時の緊張感・・・」
「そして、号砲で一気に飛び出す開放感!」

ここへ来て、先輩との距離がグッと近くなった。
今は思えば、この時、私たちの恋もスタートをきっていた。
S705
(No.705完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.705-1]スタブロ

No.705-1

登場人物
女性=牽引役  男性=相手
-----------------------------
「わぁ~!久しぶりに聞いたよ、その言葉!」

ほろ酔い加減の先輩の口調は軽やかだった。

「もしかして陸上部だったんですか?」
「そうだよ」

今日でかれこれ何回目の“歓迎会”だろうか・・・。
新入社員の私にとっては、何とも複雑な心境だ。

「見よ!鍛えられたこの肉体!」

そう言うと、Yシャツを脱ぎ始めた。

「ちょ、ちょっと!?」

大急ぎで止めに入った。
現役時代は確かにそうだったかもしれないだろう。
けど、今は・・・。

「なに?」
「い、いぇ・・・別に・・・」

心の声が顔に出ていたようだった。

「そ、それより、スタブロ!」
「おう!・・・そうだったな」

急いで話をもとに戻した。

(No.705-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.704-2]まずい料理

No.704-2

ただ、良くないことを考えてしまう。
ここまで、逢えない日が続いてしまうと・・・。

『晴れるといいね!』
『そうだな』

梅雨の真っ最中だ。
逢える日も、雨の可能性が十分ある。

『でも、雨でも二人で居れるならいいや』

特別なイベントなんていらない。
今は彼に逢いたい・・・ただ、それだけだ。

『その時は家で手料理でもお願いするよ』

今まで聞いたことがないセリフに、返信を打つ手が一瞬止まる。

『私の料理でも大丈夫なの?』

お世辞にも上手じゃない。
以前、手料理をご馳走したが、それっきりになった。
その理由は私が一番分かっていた。

『しばらく食べてないと恋しくなるよな』
『それって嫌味?』

仕方ない・・・私の“まずい”料理でもご馳走することにしよう。

『でも、どうしたの急に?』
『そろそろ体を慣らしておこうかと思って・・・君の手料理に』
S704
(No.704完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.704-1]まずい料理

No.704-1

登場人物
女性=牽引役  男性=相手
-----------------------------
“すれ違い”が始まりだすと、それが延々続くことがある。

(・・・もう、だめなのかな?)

遠距離恋愛中の彼と、もう半年以上、逢えていない。
別に彼だけのせいじゃない。
お互いの都合が合わないだけだ・・・多分・・・。

『ねぇ、来週の週末は逢える?』

LINEで確認する。
最近は直接電話することさえ、臆病になっている。

『今の所、大丈夫だよ』

半年前までなら、この言葉が覆されるようなことはなかった。
だから、一種の社交辞令のように聞けた。

『うん、分かった』

でも、今はかなりの不安を覚えしまう。
実際、ここ半年は“大丈夫”ではなくなっているからだ。

『今度こそ、お互い何もないよね?』

つい、心の声を文字にしてしまった。

『・・・だと思うけど』

仕事をしている以上、急に予定が入ることもある。
それが運悪く続いた・・・そう思いたい。

(No.704-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

ホタル通信 No.291

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.332 愛は悲しみより深い
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

小説のタイトルは、ある歌詞のワンフレーズを、一部“字”を換えて採用しました。

実話度は高くありません。どちらかと言えば小説のタイトルから話を作り上げたようなものです。
前半は全体が伏線のような作りで、後半になると一気に話が展開して行きます。このような展開方法は自分の中では定番のやり方で、ひどい時には99%が伏線で、最後の1行で話しが展開して、そのまま終話することも、珍しくはありません。

冒頭の“どん底の底を見上げる”という表現は私が考えたものではなく、テレビからの受け売りです。
ただ、その表現に似た体験をしたことがあったので、タイトルと相まって、小説が誕生しました。実話度は低いですが、多少、思い入れがある小説のひとつです。
内容については、読んで頂いた通りです、特に大きなヒネリは入れていません。

ですが小説のラストは、ややヒネリを入れています。
とは言うものの、タイトルと同じ意味合いのオチを持ってきていますので、そんなに“?”なオチではないと考えています。
ただ、最初からそれを狙っていたわけではなく、たまたま話の展開上、そうなったように記憶しています。
T291
web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.703-2]3-1=3

No.703-2

「じゃぁ・・・始めますか!」

早速、手分けして探し始めた。
でも、夏ということもあり、草木が捜索の邪魔をする。

「・・・まさか!ってことないよね?」

それは保証できない。
子ネコが大人になれる確率は低いと聞いたことがある。

「その時はその時よ!」

覚悟を決めた・・・捜索にも熱がこもる。
でも、結局見つけることはできなかった。

「・・・大丈夫よ!どこかでふてぶてしく生きてるわよ!」
「うん・・・」

そう願いたいし、そう信じたい。
その時だった・・・。
一匹の子ネコが茂みから顔を覗かせた。

「こ、この子?」
「ううん、色が違う」

目の前の子ネコは、薄い茶色だった。

「けど、初めて見た、この子・・・」
「・・・おいで」

まだ警戒心が薄いせいだろうか・・・ヨチヨチを私に寄ってきた。

「新しい命が誕生してたんだね!」

彼らは人間が考える以上にたくましい。
あの子も、きっと・・・生き抜いている。
S703
(No.703完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.703-1]3-1=3

No.703-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
「あれ?一匹足りない・・・」

少し前から、とらネコの親子を見かけるようになった。
ただ、子ネコは二匹いたはずだった。

「・・・それは心配ね」
「近くに国道も走ってるからね」

数日前から、子ネコが一匹居なくなっていた。

「近くに居るとは思うんだけど・・・」

まさに“やんちゃ盛り”といった子ネコだった。
アチコチ冒険の旅に出ていても不思議ではない。

「けど、もう一匹は親ネコにベッタリなんだよね」

性格の違いだと言えばそれまでだ。
でも、やんちゃ盛りとは言え、親に甘えたい“盛り”でもあるだろう。

「昨日の朝、ちょっと辺りを探してみたんだけど・・・」
「えぇ~!?昨日は遅刻の理由はそれ!?」

先生に対しては、“体調不良”だったことにしている。

「まぁ・・・そうかな?」
「全く、もぉ・・・相変わらずなんだから」

とにかく、ここ数日姿を見ていないので心配だ。

「仕方ないわね・・・いつも居るの?」
「多分、居ると思う」

通学の行き帰りに、ほぼ見かけることを考えれば。

「今日の帰り付き合ってあげるよ」

さすが友人・・・何だかんだ言いながらも助けてくれる。

(No.703-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.702-2]閉じた店

No.702-2

「・・・なにかあったのかな?」
「私たちが行かなくなったせい?」

そうじゃないとは分かっていても、そんなことを考えてしまう。

「突然・・・?」
「どうだろう・・・」

もしかしたら、予告があったのかもしれない。
私たちが通わなかった時に。

「いずれにせよ、どうしよう・・・」

他の店では食べる気がしない。

「諦めて、新しく見つけるしかないかなぁ」

ただ、知りうる限りの店は回ったつもりだ。
その上での“あの店”だった。
だからこそ、見つけるのはそう簡単なものではない。

「無くなったら、余計に食べたくなってきちゃった!」

とにかく“一時代が終わった”そんな感じがする。

「もう見つけたよ、新しい店」
「えっ!?ウソ・・・」

その行動力は、友人の恋愛、そのものだった。
S702
(No.702完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.702-1]閉じた店

No.702-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
-----------------------------
“寝耳に水”とはこのことかもしれない。
ちょっと、大袈裟かもしれないが・・・。

「・・・えっ!?ウソでしょ・・・」

予期せぬ友人の言葉に、それ以上言葉が続かなかった。

「私も行ってビックリしたよ」
「だって、更地になってたんだもん・・・」

行きつけの店が、無くなっていたらしい。

「しばらく、通ってなかったもんね・・・」
「そうだね・・・半年くらい?」

特に通わなくなったことに理由はなかった。
単に、足が遠のいていただけだ。

「無くなるとは夢にも思わなかったよ」
「・・・それは私もよ」

店は結構、繁盛していた。
固定客も多かったと思う・・・私たちのように。

「私、あそこのパスタ以外、無理!」

大袈裟な表現ではない。
実際、いくつかの店を回っても納得できる味には出会えなかった。

(No.702-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

ホタル通信 No.290

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.380 中途半端
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度は、ほぼゼロに近いです。高校生の女の子とすれ違ったこと、大人びた髪型や化粧だった・・・という事実をもとに書いています。

これに限らず、「すれ違った」後に小説のネタが生まれることが少なくありませんし、これを大切にしています。
“一期一会”という言葉がありますが、すれ違いの出逢いは、“一期一会”をはるかに凌ぐ、短さです。
すれ違う瞬間に何かを感じるとること・・・小説を書き続けて行くための大切な要素だと思っています。

さて、小説の内容ですが、二人の他愛もない話が、延々と続く感じに仕上げています。
以前にも書きましたが、あくまで日常の会話を小説風に仕上げているので、基本的に伏線があったりすることはありません。
ただ、余りにも日常会話的だと、展開や結末がグダグダになってしまいますので、ある程度、起承転結は意識して作っています。

ラストの“中途半端は若さの特権”の部分は、経験談でもあります。ただ、途中で諦めたりする意味での中途半端ではありません。
一生懸命だけど、それに“色々なものが付いて来ていない”という意味で書いています。
T290
web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.701-2]さすが雨男

No.701-2

「・・・悪いな」
「ん?雨のこと?」

自分のせいではないのは分かっている。
けど、誤らずにはいられない。

「雨男なんだから仕方ないでしょ?」

ここまで肯定的な人は始めてだった。

「そうだけど俺といると雨に祟られる可能性が高くなるぞ」
「別にいいよ」

まさか雨が好きってこともあるまい。
特に梅雨時期は、うっとうしい以外の何物でもない。

「ところで、ランチどうする?」
「しばらく止みそうもないぞ」

さすが雨男と言えば良いのか・・・。

「もちろん、食べるわよ」

仕方なく、傘を広げる。

「えっ?何だよ・・・自分の傘、使えよ」
「いいでしょ?忘れてきたんだから!」

後日、彼女は僕以上の“雨女”だと知った。
S701
(No.701完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.701-1]さすが雨男

No.701-1

登場人物
男性=牽引役  
女性=相手
-----------------------------
「あっ!やっぱり、降って来たね」

もはや、一種の特殊能力として見られるようになった。

「・・・みたいだね」
「さすが雨男ね!」

今までイベントごとはことごとく敬遠されてきた。
雨男に何の科学的根拠がなくても。
それが今では・・・。

「ここまですごいと、もう尊敬の域だよね?」
「何度も言うけど、単なる偶然だよ」

ただ、偶然を超えた域にあるのは間違いない。
それが何かとは言わないが。

「でも、今みたいに外に出た途端、ポツリポツリ・・・」

それは否定しない。
昨日は、外に出た途端、大粒の雨に見舞われた。
・・・なのに、外から戻ってきたら、それが止んだ。

「誰か見てるのかもな」
「やっぱり、居るのかもしれないね!」
「雷様か?」

そうこう話している内に、雨は激しさを増してきた。

(No.701-2へ続く)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

[No.700-2]グリーティングカード~玲奈~

No.700-2

「これで・・・よし・・・」

達也の24回目の誕生日にグリーティングカードを送ることにした。
日時を指定し、自動的に送るように設定した。

「これは、ちょっと後に届くように・・・と」

もう一通はほんの少しだけ遅れて届くように設定した。
内容は相当悩んだ末にアレに決めた。
達也なら、きっとそうくると思って・・・。

「後は当日を待つだけね」

その当日までには約半年ある。

(・・・でも、本当は届かないで欲しいな)

出来ればカードじゃなくて、直接祝ってあげたい。
23回目の誕生日のように。
でも、半年後、私はもうこの世には居ない。

達也が私の名前を叫んでいる。

(そんなに大きな声出さなくても聞こえてるわよ・・・)

薄れて行く意識の中で、彼のことを想う。

「達也・・・それ、つまんないよ」

半年後、出会える時を信じて、私は永遠の眠りについた。
S700
(No.700完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
 ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »