ホタル通信 No.288
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.219 雲が赤い
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:男性
実話度はほぼゼロです。“運転中に夕焼け空を見た”という事実以外、全て創作になります。
実際、余り目にしたことがない夕焼け空が広がっていました。特別な夕焼け空だからこそ、小説を書こうと思ったのかもしれません。
さて、全体の話の構成は分かりますか?やや遠回しに会話を進めているので、分かり難いかもしれません。
簡単に書けばこうです。
契約が取れずに落ち込む営業の女性。それを遠回しに励ましている男性。これをコミカルに進行させています。
また、夕焼けを加えて、ロマンティックな雰囲気も演出しています。
ですが、お互い恋愛感情を持っていない、単なる同僚の設定です。
前述した通り、ロマンティックな雰囲気をかもし出しながらも、進行はやはりコミカルタッチです。
ラスト付近は、そのロマンティックな夕焼け空が、コミカルタッチでスイーツに変わる様を描いています。
そしてラストの一行は、悲しい涙で終わらぬように、立ち直った彼女で締めくくりました。
もちろん、スイーツが美味しい店に二人で立ち寄ったのは言うまでもありませんよね。
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