ホタル通信 No.289
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.382 オーバー・ライト
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
分かったような分からないような・・・何とも中途半端な小説ですね。それに、仕上がりも雑です。
今でもそうなんですが「あれ?空き地になる前、何だったっけ?」ということが少なくありません。それこそ毎日目にしていたはずなんでしょうが・・・。
こういった経験から「見ていることと記憶していることとは違う」と思っていました。
ですから、これ以外にも似たような小説をいくつか発表しています。「見ているようで見ていない」という経験は色々なところに影響するからです。
それを軸にして展開と結論は様々です。今回は「記憶が上書きされて、覚えていないように思ってしまう」が展開です。そして「女性は失恋上手」ということを結論として用意しました。
そして、小説のタイトルは内容の通り、オーバーライト、つまり“上書き”にしました。
最後になりますが、私にとって、“空き地”は色々と想像力を膨らませることができる、魅力的な場所です。
そこは過去と未来が共存できる不思議な場所なのかもしれませんね。
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