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ホタル通信 No.287

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.309 乗り遅れた飛行機
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

今でも時々そんな夢を見ることがあります。夢がリアル過ぎることもあって、現実で起きたことのように記憶しています。

実際、不安性なので、特に飛行機に乗る場合は、かなり早い時間に空港へ着くように行動しています。電車のように、「次の電車に乗ればいい」というわけには行きませんので、その不安が夢となって現れているように思えます。
前述した通り、かなり鮮明に覚えているというか、現実と夢の区別がつかず、目が覚めた時の「良かった~夢で」感が半端ないです。

さて、後半の中盤以降から実話度は下がってきます。夢自体の話は事実ですが、「一度だけ・・・」のくだりからは創作になります。
いつも遅れてしまう夢なので、一度くらいは乗り遅れない夢があってもいいかな?と思い、適当に話を進めてみました。適当と言うくらいですから、この時、なにかを狙っていたわけではありません。

ラストの「手を差し延べてくれる人が大勢いた」は、現実社会でも周りの人が、手を差し延べてくれるんじゃないかな?を暗に示しています。
でもこれだと、少し真面目な終わり方になってしまうのであえて、ブラックジョーク風なオチを用意しました。
T287
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