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ホタル通信 No.286

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.328 プラネタリウム
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

実話度は低めです。ほぼ創作と言って良いほどの内容ですが、現在の作風にはないある特徴があります。

今も昔も“実話や実話からヒントをもらって書く”スタイルは変わっていませんし、これからも多分変わりません。
それゆえに実話度が高ければ、よりリアルさを増した小説になる一方で、一般受けしにくい内容にもなってしまいます。逆に実話度が低いと、作り物の要素が増えるため一般受けしそうな内容になる傾向にあります。

今回の小説の実話度は低めですが、内容には妙なリアリティを持たせています。実際にはこのような会話はしていませんが、“したらこうなるだろう”を比較的忠実に再現しています。つまり、作り物だからと言って何でもありしていないところが、現在にはない作風なんです。
今は、どちらかと言えば何でもありにすることが多く、リアルさの面では物足りません、自分で言うのも変ですが。

そんなこんなで、実話度は低めでも、自分の中では非常にリアリティ溢れる作品になっています。
この話を含めて、星に関する話をいくつか書いています。
もちろん、それは彼女から影響を受けたからです。
T286
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