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[No.693-1]変な習慣

No.693-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
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「急に暑くなって来たわね」
「・・・だね」

夏を前に、連日、暑い日が続いている。
急激な気温の変化に、もはや体もバテ気味だ。

「こんな日は早く帰って、お風呂にでも入りたいね」
「それより、その後の“一杯”が目的なんでしょ?」
「あったりぃ~!」

それは私も否定しない。

「あっ、そうだ!お風呂のことで聞きたいんだけど?」
「ん・・・なに?」

自宅の浴槽は、ごく普通のサイズだ。
足を完全に伸ばせないまでも、窮屈には感じない。

「賃貸だから、どこにでもあるタイプだと思う」
「私の家も、そんなものよ」
「でね、半分しか使ってないの」

つまり、湯船で足を伸ばさず、体育座りの格好をしている。

「だから、半分以上、空いてるんだよね」

誰も居ないわけだから、足だって伸ばせる。
なのに、わざわざ窮屈な格好をしてしまう。

(No.693-2へ続く)

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