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[No.688-2]私はそんなに偉くない

No.688-2

「・・・なにかピンと来ない?」
「漢字は関係ないんだよね?」

関係があると言えばあるし、ないと言えばない。

「そうだね・・・漢字がアレなら完璧だけどな」
「じゃあ、店員になったつもりで、呼んで見てくれる?」

店員になってみればすぐに分かることだ。

「えっ・・・と、じゃぁ・・・かみ・・・あぁ!」
「だろ?」

ようやく気付いたようだった。

「なるほど!面白い話ね」
「でも、本人にして見れば、事実なんだろうし」

それに笑わせるつもりは毛頭ないだろう。

「さっきも、そう呼ばれてたよ」

おそらく店員は気付いていなかったのだろう。
それは周りの人もそうなのかもしれない。

「ただ、僕には“予備知識”があったからね」

隣の“かみさま”は、3人連れのようだった。
S688
(No.688完)
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