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ホタル通信 No.285

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.386 片親
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

実話度は低めにしています。実際にこのような会話をしたわけではないからです。

ただ、猫の自体は実話で、これに彼女の生い立ちを重ねあわせたような小説です。あえて、彼女の生い立ちを話すつもりはありませんが、タイトルも含め、何となく感じとって頂ければと思っています。

会話をしたわけじゃない・・・そう前述しましたが、それは小説のように猫を前にして会話をしなかっただけです。
逆に彼女とは“このような”話をする機会が多かったように思えます。
決して幸せだったとは言えない自分の生い立ちや生活環境を恨んでいたわけではありませんが、色々な疑問を抱えながら生きてきました。

そんなこんなで、ココロの病とも闘う彼女と、たまたま通り過ぎた猫の親子が、考えることもなく自然に結び付きました。でも、実際は父親とも離れ、母親とも疎遠になり、言わば天涯孤独状態であったのも事実です。

今回のホタル通信はやや暗めの内容でしたが、何度か書かせて頂いた通り、これこそが“冬のホタル”の真髄です。
T285
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