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[No.683-1]雪解け

No.683-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
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雪解けの水は、春の陽射しを受けてキラキラと輝いている。

「彼と仲直りできそう?」
「・・・ようやく、少し動き出したかも」

たわいもないことで、彼と喧嘩をしてしまった。
それ以来、音信不通になっていた。

「LINE送ったら、返信してくれるようになったの」

ただ、返信は数日後に忘れたように返ってくる。

「まずはよかったじゃん・・・」
「そう思うようにしてる」

今までは、なしのつぶて・・・いわゆる“既読スルー”だった。
そう考えれば随分、良くはなった。

「そう言えばさぁ・・・」
「結局、喧嘩の原因って何だったの?」

実は肝心の“それ”が分からない。
正確に言えば原因は分かっている。
けど、なぜそれに対して怒っているのかが分からない。

「聞いても教えてくれないから」

結局、お互い意地の張り合いに発展してしまった。
理由が分からぬまま・・・。

(No.683-2へ続く)

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