ホタル通信 No.279
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.221 同居
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
小説では、“自宅に戻る”ことが主軸になっていますが、実際には戻ることはありませんでした。
一人暮らしをしていること、そして、一人暮らしを始めた理由についてはオブラートに包んではいますが、ほぼ小説通りです。
一人暮らしを始めた理由を知った時、かなり驚きました。
今までそのような人と接することがなかったからです。
なぜ、自宅に戻る話にしたのか・・・正直、覚えていないのが本音です。
ただ、ひとつ言えるのは“戻りたがっていた”ように見えたからです。言葉の端々にそれが表れていました。
でも、幼い頃の悪い記憶とでもいいましょうか・・・そう思っても体はその通りには動いてくれません。
全体的には、決して明るい話ではありません。むしろ前述した通り、オブラートに包まなければ、聞くに堪えない話があるほど、かなりダークな一面を持っています。でも、それをさらっと話してしまう・・・そんな女性でした。
それもあってラストは、無理がない程度にコミカルに終わらせています。
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