ホタル通信 No.278
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.217 変えない理由
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
軽く読み直して気付きました。さて、この小説のモデルは誰だったのか?・・・と。
だからと言って、その人が思い浮かばないのではなく、逆に該当する人がふたり存在し、どちらの人のことを描いたものか最初、区別が付きませんでした。
それもそのはずです・・・よくよく読んでみるとそのふたりの話が混在していたからです。
そもそもメアドを変えない理由は、Aさんの存在があったからです。小説に書いた通り“来るかもしれないメール”を待っていたからです。
“落ち着いて気が向いたらメールして”は、Bさんに対して言ったセリフです。このふたつが意図的ではないにせよ、混ざってしまいました。シチュエーションが、比較的似ていたために、混同してしまった感は否めません。
さて、そのメアドの“今は”と言いますと・・・。
今も当時と変わっていません。理由は今も昔も同じです。
ですが、さすがに“来るかもしれないメール”を待っているわけではありません。
今は“来るはずのないメール”を待っていると言ったほうが正解ですね。
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