ホタル通信 No.273
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.215 予言なんてそんなもの
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
今更ですが、冬のホタルの作者は小説上の牽引役(ホタル通信上の語り手)か、転勤した彼のどちらかになります。
当ブログは、登場人物が物語を進めて行きます。もちろんほぼ実在する人物であり、例外を除いて登場する人物のどちらか片方は“作者”です。
小説のテーマから、登場人物の性別や学生、社会人などの人物像を決めています。そのためには作者の性別や年齢がどうしても邪魔になるために、今も正体不明のままで通しています。
この小説ももしかしたら、牽引役の“私”は女性ではなくて“男性”かもしれません。そうなると、転勤したのは“彼”ではなく“彼女”なのかもしれませんね。また、相手の気持ちや心の中を想像して書くこともあります。
つまり二人で体験したことを、自分の目線ではなく、あえて相手の目線で書くんです。現実に起こった出来事なのに、100%事実でもない・・・何とも不思議な小説が出来上がるわけです。
もう最後ですが、ラストの「後でこじつけてみたら?彼と上手くいったわけを」の意味は分かりますか?
もちろん、予言は“後からのこじつけ”であることを言いたいのもありますが、“彼と上手く行ったらいいな”と、自分の願望を友人の口を借りて声にしているんですよ。
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