« [No.663-2]かみのお告げ | トップページ | [No.664-1]既読スルー »

ホタル通信 No.271

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.303 絡まる
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

前回のホタル通信にも書きましたが、無理矢理恋愛話に結び付ける類の小説です。

何度かホタル通信では紹介していますが、話のラスト・・つまり、“オチ”を考えた上でストーリーを組み立てることはほとんどありません。これは今も昔も変わりません。
ただ、方向として“恋愛系”に持って行こうとは考えていました。
ですが、恋愛話が好きだったからではありません。正直に言えば当時の心境がそうさせました。楽しいことよりも苦しいことの方が多く、それが“冬のホタル”のベースになっていますし、今も小説を書き続けることができる原動力にもなっています。

さて、実話度は低めです。無理矢理・・・というくらいですから、“いつの間にかコードが絡んでいる”ことがある事実だけを頼りにストーリーを展開させています。
基本的にはどんなネタでも話は作れます。ですが、見聞きしたものを手当たり次第、小説にすることはありません。つまりあえてネタを探す行為はしていません。

あくまでも見聞きしたもの、経験したことの中で心に“ピン!”と来たものしか、小説化していません。
たかが“絡まる”ですが、知らず知らずのうちに、絡まり合い、解くことに苦労する・・・どこか人間関係に置き換えて居たんでしょうね。
今でも、自然にできた結び目を見つけると、この小説を思い出します。あなたの結びは如何でしょうか?決して解けないように。
T271
web拍手 by FC2

| |

« [No.663-2]かみのお告げ | トップページ | [No.664-1]既読スルー »

(102)通信No.201~300」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.271:

« [No.663-2]かみのお告げ | トップページ | [No.664-1]既読スルー »