[No.661-1]未来を覗く
No.661-1
登場人物
女性=牽引役 女性=相手
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「・・・どうしたの?」
「あっ・・・うん・・・」
目線の先に居る、女の子の行動が気になっている。
「・・・あの子?」
「うん」
場所がら存在が見合わなくもない。
おそらく母親と一緒だと思う。
「見てて・・・きっとこの後・・・」
「・・・ほら!」
私の予想通り、何かを手に店の奥に走って行った。
「よく分かったわね!?」
「だって、ドラッグストアよ?」
およそ子供が一人でくるところではない。
「それもそうね」
ただ、子供が喜ぶ物も売ってはいる。
「それが、手に持ってたものね?」
何を持って行ったのか、直接は分からない。
でも、さっき覗いていたものを見れば間接的に分かる。
「・・・やっぱり」
「だね」
ある人気キャラクターのお菓子だった。
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