ホタル通信 No.267
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.387 ラーテスカ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
高校生の時、クラスメートのひとりから何気に聞かれました「“ラーテスカ”ってなに?」と。
もちろん、聞かれた瞬間は何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、話を聞けばすぐに分かりました。
屋台を始めて見た子供がそれを言うのなら分かるのですが、高校生ですからね・・・。
今までずっと、疑問に思っていたのかもしれませんが、とにかく大爆笑したのを覚えています。
カステーラと言っても、“あの”カステラではありません。
ひとつひとつがたこ焼きサイズで、生地はホットケーキぽいやつです。ちまたで、ベビーカステラと呼んでいるものがそうだと思います。
確かに、見た目はカステラではないので、それこそ外人さんなら「Oh!カステ~ラ~!」なんて言いそうですね。
それに、祭りの屋台ですから、新種の食べ物が登場しても不思議ではありませんから。
オチは“超超”強引だと思っています。何の伏線もなく、唐突に告白していますからね。
ただ、それを少しでも緩和するために「理解力と行動力に、脱帽した」を最後に持って来ています。
日常生活には伏線なんてものはありませんから、会話の中で流れを理解し、行動に移す・・・これがラストシーンになっています。
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