ホタル通信 No.263
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.212 片付かないもの
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
小説では彼が進学のため引っ越すことになっていますが現実での理由は違います。
また、本当は立場も反対で、小説上の私が転勤のために引っ越すことになりました。従って、小説を読み直して頂く際は、立場を入れ替えてみて下さい。
ただ、会話については事実と創作が入り乱れていますので、実話度は抑え気味にしています。
実話をベースにした話のわりには、アイデア的に良い感じで話を終えることができました。つまり、ラスト付近はほぼ創作になります。
最初から荷物の整理と見せ掛けて心の整理・・・の流れは考えていませんでした。あくまでも実話である引っ越し、荷物の整理を主軸として描いていました。
とは言え、その背景に、彼との微妙な関係があったことで荷物の整理と気持ち、心の整理を引っ掛けることを思い付きました。実際に会話はありませんでしたが、微妙な関係だっただけに、そんな雰囲気はあったんですよ。
その一言を言ってしまおうか・・・でも、言ったら始まるのか、終わるのか・・・結局、言えずじまいでした。
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