ホタル通信 No.261
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.383 雨女VS晴れ女
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
最近はあまり書いてはいませんが、当ブログでは定番の雨女(雨男)ネタですね。
いきなり手前味噌にはなりますが、他の小説よりも一般受けしそうな感じで仕上がることが多く、この小説もなかなか良いオチだと思っています。
実話度は雨女であるということだけが事実なので、20%でも多いくらいでしょうか。
さて、オチの意味は分かりますか?
それほど複雑な話ではないのですが、擬音で表すとすれば、一瞬「へっ!?」みたいな感じなるオチです。
少し説明すれば、雨女(小説上の私)の神通力が弱くなっていたのではなく、晴れ女の神通力が私を上回っていた。だからこそ、晴れ女の力にあやかって、晴れて欲しい“ここぞというイベント”には晴れ女を誘う。
・・・なのに、私の歓迎会には、晴れ女は呼ばれなかった。
つまり、裏を返せば私の歓迎会は“どうでもよかった”ことになります。これがオチです。
でも、最初からオチが決まっていたのではなく、いつものように何となく書き始めた上でのオチなんですよ。
手前味噌・・・と思っているのは、何の構想もなく書き始めても時々「!」のようなオチに行き着くことがあることに対してです。それに、小説は会社の昼休み時間中に1本仕上げていますので、そのスピード感もなかなかだとは思っています。
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