« [No.639-2]再起動 | トップページ | [No.640-1]おいしいオナラ »

ホタル通信 No.259

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.398  きゅうりちん
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

自分で言うのもおかしいですが、何てことはない小説風の小説ですね。

もともと日常をテーマにしているので、よほどじゃない限り気の利いた話は作れません。
確かに、一般受けしそうな小説を書くことも少なくはありませんが、概ね、このような日常を切り取ったような話になります。
気の利いた話にならない分、ネタにはあまり困らないのがメリットです。

さて、内容に触れて行けば実話度が示すとおり、ほぼ事実です。
ある日、メールのやり取りの中で、きゅうりを“きゅうり君”と呼ぶようになりました。なにがそうさせたのかは分かりませんが、無機質に“きゅうり”と呼ぶよりは、よほど愛着が持てました。
単なる物体ではなく、植物とは言えやはり生き物ですから。

スクスク育つ・・・まるでそこに赤ん坊の姿を映したのでしょうか?だからこそ“君”ではなく、幼い響きがある“ちん”にしたのかも知れませんね。
これについては、突っ込んで聞いたことがないので、真相は分かりません。

もうかれこれ、4年くらいになるんでしょうか・・・家庭菜園を誘われて始めてから。
今年のシーズンは終わって、ベランダは空のプランターが置いてあるだけです。でも・・・ひとつ楽しみが生まれました。
それが、「No.631 夏の終わり」なんですよ。
S259
web拍手 by FC2

| |

« [No.639-2]再起動 | トップページ | [No.640-1]おいしいオナラ »

(102)通信No.201~300」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.259:

« [No.639-2]再起動 | トップページ | [No.640-1]おいしいオナラ »