ホタル通信 No.252
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.395 漢字検定
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
タイトルやテーマである漢字検定から少し話は反れますが一昔前の時代が見えてくる小説です。
「ケータイでも調べられるでしょ?」このセリフ、今なら「スマホでも調べられるでしょ?」になります。
それにメールがどうのこうの・・・と書いてありますが、これもLINEに置き換わりますよね?ホタル通信を書くにあたって読み返した時、テーマよりも先にこのことが気になりました。
実話度は低めです。漢字検定を持っている人が居ること以外はほぼ創作です。
いつも通り、オチを決めずなんとなく書き始めると、ごく自然に手紙の話へと繋がりましたが、この時点でオチはまだ考えていませんでした。
で、そのまま書き進めていると、漢字検定と手紙の相性が良い事に気付き、「添削」という言葉でお互いを結び付けたのがオチになります。
ホタル通信では度々書いていますが、“商業的な小説”のパターンですね。つまり、ショートショート的な構成です。ただ、自分の作品でありながら、商業的な物はあまり好きではありません。
読者の皆様には、こちらの方が良いとは思っているのですがあえてそうしないことで、個性を出しているつもりなので、大目に見て頂ければ。
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