ホタル通信 No.247
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.391 知らない車
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
この小説は後半からラストに向かって実話度がどんどん高くなって行く構成です。
ある時、フッと以前住んでいたアパートがどうなっているのか気になり、グーグルマップで調べたことがことの始まりです。
ですから、小説のように話題のスイーツ店を探す行為から発展したものではありません。
ストリートビュー機能を使って、かつての自宅前を見てみると知らない車が停まっていた・・・これが発端です。
たかが・・・と思われるかもしれませんが、自分でも驚くほどに切なさを感じました。
話が飛躍し過ぎているかもしれませんが、元カレにバッタリ会って、その傍らに彼女が居た・・・ような感覚です。
借家とは言え、想い出が詰まるその場所に、表現は不適切ですが、土足で入られたような気もしなくはありません。
ただ、小説にも書いた通り、そこにリアルな生活感を見たからだと思います。
“想い出は美しいもの”と決め付け、きっと今でもあの時のままだろう・・・なんて考えていました。
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