ホタル通信 No.244
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.304 言えない一言
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
今年の4月14日に、「No.600 ふたりの行方」を発表しました。
ごく簡潔に言えば、過去の出来事を振り返っている話です。
実はその「ふたりの行方」で振り返っている過去の出来事がNo.304になります。ただ、内容は全く同じもではなく、やや切り口を変えています。
No.600で振り返った過去は、部屋を借りる、借りないの葛藤をサラリと描いたものに対して、No.304は泥臭く、お金を絡ませて、その葛藤を描いています。
セリフのひとつひとつに目を向けると、創作の部分も少なくないのですが、全体的な雰囲気や流れはほぼ事実です。
わけありな彼女との出逢いが、良くも悪くも僕の生活を一変させたのは間違いありません。
ホタル通信でも何度か書いていますが、ブログを始めた切欠も、そして今でもこうして続けているのは、その彼女が影響しているからです。
「一緒に暮らそう」と言うセリフが何度も口から出そうになりましたが結局、伝えることができませんでした。間もなくして、突然彼女と音信普通になってしまうからです。
それが最近発表した「No.608 消えてしまいたい」なんですよ。
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