ホタル通信 No.242
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.388 想い出の道
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
冬のホタルでは、それぞれの小説が複雑に絡み合っていることが少なくありません。この話もそのひとつです。
この小説で言う想い出の道とは「No.302 早すぎたメール」に登場した道です。そして、No.302を始まりとして様々な話へリンクして行きます。
暗に別れを切り出されたメールの話、それから数ヵ月後に再びメールが届く話・・・などへと展開して行きます。
そもそも初期の冬のホタルを支えてくれていた人物ですから遠まわしにその人物を描いた話が必然的に多くありました。
話を戻すと、想い出の道に良い想い出はありません。むしろ苦い想い出です。一瞬の判断の誤りから二人の関係がギクシャクし始めた道ですから・・・。
ただ、ある日、偶然その道を通ることになった時、その苦さも随分和らいでいました。あの時はあの時で、精一杯だった自分を思い出すと、今となっては笑ってしまうほどです。
あらためて、関連する話を読み直していると、ついあの頃を想い出してしまい、今回はかなり書き終わるまでに時間が掛かったホタル通信になりました。
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