ホタル通信 No.238
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.379 中華街
実話度:★★★★★(100%)
語り手:女性
登場人物の設定とラストを除いては、ほぼ実話と言って良いでしょう。
あまり意識はしていませんが、冬のホタルには“ハト”がよく登場します。出会う機会が多い、身近な存在だからかもしれませんが、小説にも書いたように彼らに苦笑させられることがシバシバあります。
もはや、立派にレギュラーの存在感で、今となっては欠かせない存在です。こうしてホタル通信を書いている最中も、ひとつの出会いがありましたから。
さて、実話度は100%なので、読んでいただいた通りの内容です。
経験上、ハトには丸々と太ったイメージしか持っていなかったのですが、中華街で出会ったハトはそれとは大きくかけ離れていました。
場所柄、おこぼれにあずかることが多いと思っていただけにそのギャップが筆を取らせるきっかけだったことを、今でも覚えています。
そんな彼らに対して「肉饅頭の欠片を落とす」という行為は、実際にはしていません。その時は不思議と、そうしようとは思いませんでした。
ただ、なんか憎めない奴らなんですよね。人間社会に溶け込んで必死に生きている姿に、何かを重ね合わせているんでしょうか・・・。
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