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No.591-2
街灯や信号機、車のヘッドライトなどが光源だ。これらを受けて、光の輪が生まれる。見方によっては、なんとも崇高で神秘的だ。
「・・・って、言われても自分しか見えないわけでしょ?」「それもそうね」
水滴がプリズムのような役目を果たしている。
「メルヘンの世界に居るみたいよ」
光源によって、光の輪の見え方も変わる。時には赤一色であったり、時には虹色だったりする。
「そうかもね」
やけに、あっさり認めてきた。
「確かにメルヘンかもしれないね」「でしょ!」「・・・あなたの頭の中が」 (No.591完)読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
2015年3月 8日 (日) (024)小説No.576~600 | 固定リンク | 0
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