ホタル通信 No.235
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.335 天からの贈り物
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性
いわゆる雨男ネタの小説です。ある意味、冬のホタルでは雨女を含めて、お馴染みのテーマです。
小説の内容は作者がよく言う商業的な作りで、小さくまとまった構成になっています。
商業的な作りは正直好きではないのですが、このテーマを選ぶと不思議とショートショート風に仕上がります。
雨男あるいは雨女自体は事実・・・というのも変ですが、そう思わせる事実が数限りなく存在します。
作者の性別を明かしていないので、小説の雰囲気に合わせて、男になったり、女になったりしています。
さて、雨男、雨女は周知の事実として、小説に書いた裏切りのシチュエーションも事実です。
その裏切りの話を小説の前半では隠して、読み手には「?」状態で話を展開させています。
情報社会と絡ませたのも、なんとなく今風な仕上がりになると考えたからです。
今でも、小説と同じようなことが起こっています。単なる偶然の域はとっくに超えているのですが、だからどうなんだ・・・ということもありません。
逆に、小説を作るときに欠かせない、大切な日常なんですよ。
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