ホタル通信 No.233
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.343 枯れた花
実話度:★★★☆(60%)
語り手:女性
ポインセチアは買ったものではなく、わかりやすく言えば抽選の景品として貰ったものです。
貰いものだし、それにすぐに枯れてしまうものだと思っていましたから、正直そんなに身を入れて育てていたわけではありませんでした。
それが・・・植物の生命力ってすごいですね。1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、気付けば数ヵ月が経過していました。その頃からでしょうか・・・少しづつ愛情が芽生え始めてきました。
そんな矢先、体を動かしたせいもあって、少し汗ばむ日がありました。その時に、その年初めてのエアコンの冷房運転をしたことがおそらく原因でポインセチアは急激に弱って行きました。
小説にも書いた通り、寒い冬を越してきたので・・・まさかそうなるとは思ってもみませんでした。
別の植物を育て始めた・・・これは、いちごの苗なんです。
タイミング的に重なったこともあって、ラストは別の植物を育て始めたことによる浮気が、ポインセチアを枯らした原因のような感じにしています。
丁度その頃、人間界でも似たようなことがあったものですから。
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