ホタル通信 No.230
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.331 ライバル
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
話のベースになるものは事実としてあったのですが、それ以外は全て創作です。
仕事上で繋がりのある女性がいました。その人とはライバル関係にあったわけではないのですが、何となくお互い「ライバル関係だったら相手に不足はないよね」なんてことを、よく話していました。
その女性は、どちらかと言えば“縁の下の力持ち”的な仕事をしていたので、僕のその発言をとても喜んでくれました。
もちろん、僕は彼女に、お世辞を言ったわけではありません。
このような日頃からライバルというテーマが脳裏を過ぎっていた中で、ある日“竜虎の対決”という、よくあるフレーズと結び付いて、この小説は誕生しました。ですが、オチがコミカル調になったのは予定外でした。
いつも通り、オチは考えず書き進め、自分としては少しホッコリ系でラストは飾られるのかな?なんて、おぼろげながら考えていました。
“竜虎の対決”なんて、本来はコミカルなものではありませんからね。でも、それを女性に対して使った時、“ギョロ”っと睨まれてしまうような・・・そんなイメージがラストを飾っています。
| 固定リンク | 0
「(102)通信No.201~300」カテゴリの記事
- ホタル通信 No.300(2016.10.06)
- ホタル通信 No.299(2016.09.28)
- ホタル通信 No.298(2016.09.20)
- ホタル通信 No.297(2016.09.13)
- ホタル通信 No.296(2016.09.06)
コメント