ホタル通信 No.227
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.370 一枚の写真
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
全体的な雰囲気はほぼ事実であり、主軸である一枚の写真も存在します。
たんすの中に雑然と入れっぱなしになっていた写真。ある時、意を決して整理を始めました。ただ、その量たるもの・・・少し引いてしまうくらいでした。
その中で見つけた一枚の集合写真。ここから小説はスタートして行きます。
ところで、数有る写真の中から、なぜ、その写真に目が行ったのかは、ラストを読んで頂ければ分かります。
ただ、当時、顔がタイプであるということを、さほど意識していなかったような気がしています。
小説の通り、別れ際に何か会話した記憶があります。ただ、どんな内容であったかは定かではありません。
それでも、どちらからともなく、ごく自然に会話したことは今でも鮮明に覚えています。
別れ際、去り際に、急に名残惜しくなってしまう、その感覚でしょうか・・・。それと、もうひとつ、覚えていることがあります。
それは戻る場所が同じ北海道だったということです。
ツアーは関空到着を最後に、そこから各々帰路に就く流れでした。それこそ小説のオチではありませんが、偶然なのか必然なのか、お互い、北海道に向けて帰路に就いたわけです。
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