ホタル通信 No.226
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.366 スカーフの謎
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
嘘っぽい、作り物のような話ですが、実話度はそこそこ高めです。
話の主軸であるスカーフは事実であり、本当にロッカーの中に入っていました。それに、入れた人に心当たりがあったこと、そしてその人が会社を辞めたことも事実です。
事象としては“事実”ですが、“真実”は今でも分かりません。
その人とは結果的に、何もなく終わったのですが、好意をもたれていたのは知っていました。その当時はまだ恋愛に臆病と言いますか・・・一歩、踏み出せずにいました。
ただ、ある日、彼女の露骨な態度が、“お局さん”の耳に入ってからは、彼女に対する風当たりが強くなって行きました。
会社を辞めたのは、それが原因だったかどうかは、分かりません。ですが、そう考えるのが妥当でした。
そして、辞めた日に、スカーフがロッカ-の中に入っていたわけです。直感的に・・・彼女の物だと思いました。
スカーフを入れた意味・・・分からない真実を、逆に小説のオチにしてみました。きっとこんな意味があったんじゃないかと。
・・・さん、違いますか?
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