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[No.545-1]ロボットの恋

No.545-1

登場人物
女性=牽引役  男性=相手
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恋をした。
その相手はショーウィンドウの向こう側に居る。
いつもガラス越しに見つめている。

「・・・っていう話なんだけど」

昨日の夢を友人に話した。

「こんなにハッキリ覚えている夢なんて久しぶり」

夢なんて大抵、覚えていない。
起きた瞬間に忘れてしまうことがほとんどだ。

「タイトルを付けるとしたら、“ロボットの恋”だな」
「う~ん・・・微妙に違うような」
「そんなことないだろ?」

確かにロボットが出てくる。
そして、そこに私も居る。

「だろ?だから、ロボットが莉乃(りの)に恋をする・・・」
「ううん、そうじゃなくて」

実は立場が逆だ。

「逆?・・・じゃあ、恋をしたのは莉乃?」
「う、うん」

ショーウィンドウの中にいるのは私の方だ。
そして、ガラス越しにロボットの彼を見つめている。

(No.545-2へ続く)

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