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ホタル通信 No.212

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.280 赤ペン先生
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性

久しぶりに実話度100%の小説をご紹介します。お約束通り、語り手は男性ですが、作者はメールを出した女性の可能性もあります。

さて、実話度はほぼ100%と言っても過言ではありません。ですから、読んで頂けた通りの内容が現実に起こりました。
“赤ペン先生”の表現自体は、ある意味、世間で認知されていると思います。別にそれをマネたとかではなく、社内では、赤ペンでコメントすることが慣例になっていたことが話のきっかけになっています。

かつて、コメントを書いた相手が、今ではコメントを書く立場になっている・・・時の流れを感じつつも、“先生”としては嬉しいものです。
“先生”は私だけではなく、他にも大勢いたのですが、私にだけメールしてくれたようでした。いろいろと、問題があった彼女たちでしたが、やはりそんな方が想い出に残っています。

ラストに何やら艶めかしい内容がチラリと書いてありますが、彼女の他にも日報に様々な想いを、綴っていた人が居ました。
私に対する愛の告白などではなく、ある程度先生として信用頂いた上での”恋愛相談”みたいなものでした。
ただ、あくまでも仕事上の日報ですから内容を把握した後は、書き直させました。

例え、企業における“先生”であっても、教え子というのはいくつになってもかわいいものです。
T212
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