ホタル通信 No.211
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.295 ボブカットの攻撃
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性
話の主軸は、昔の彼女がボブカットであったこと、そしてそれが校則で決められており、嫌がっていたこと。
地元ではある意味、有名だったのかもしれません。もちろん、その髪型も理由のひとつです。また、失礼な言い方ですが、いわゆる女子のすべり止めの高校でした。
ですから、レベルは決して低いわけではなく、平均以上の学校なんですが、やっぱり、彼女もどこかそれを気にしていました。
校則は周辺のどの高校よりも厳しく、その最たるものが髪型でした。
今では、あえて制服で出掛ける人も多いと思いますが、その高校は休日でも基本“制服”なんですよ。ですから、制服と髪型が相まって・・・。
小説に書いた通り、当時の髪型の流行はアイドルを真似たものでしたから、そのギャップは大きなものでした。
当時も僕のためではなく、単に流行の髪型に近付けたかったから・・・だとは思いますが、小説にするにあたり、少し色気のある話に変えてみました。
もしかしたら、本当にそうだったかも、という思いも込めて。
もし、その彼女がこれを読んだら“もしかして私のこと?”なんて、思うかもしれません。赤川次郎の小説が好きでよく貸してくれましたよね。
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