ホタル通信 No.196
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.283 パープル・レイン
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
この話は過去の実話を、恋人同士の会話というかたちで紹介したものです。
会話をするふたりは創作ですが、そこで話される内容はほぼ実話です。当時、デートと言えば映画が定番であった時代にあって、自分もご多分にもれず映画を選択したのですが・・・。
ご存知の方も多いかと思いますが、高校生がそれもカップルが見るには、とてもお勧めできない映画です。
今なら十分に下調べも出来るわけですが、当時は今、どこでどんな映画を・・・なんて、手軽に調べられる環境にはありませんでした。
ですから、若さゆえの勢いもあったのでしょうか・・・出たとこ勝負で適当に選んだら、それが見事ハズレました。
記憶は定かではありませんが、ゴジラかなんかの怪獣映画もその当時、公開されていたと思います。
“自分的”に無難な怪獣映画にしようか、内容は不明だけど何となくカッコよさそうなパープル・レインにしようかと、迷っていたように記憶しています。
ラスト近くで、美崎(みさき)もその映画を見たことになっていますが、会話するふたりが架空の人物であるため、これ自体も作り話です。
語り手こそ“男性”ですが、作者は映画を見たカップルのどちらかになります。
最後に、もうひとつエピソードを付け加えますね。
昔は“同時上映”と言う仕組みがあって、パープル・レインがメインで、もうひとつ映画がオマケで付いていました。
その映画も、どちらかと言えばそっち系で・・・(笑)
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