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ホタル通信 No.194

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.208 宇宙の果て
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

実際に飲み会の席で、このような会話が交わされたわけではないので、実話度については限りなく0%と言えます。

小説を書くきっかけになったのは、タイトルにもなっている“宇宙の果て”について、あれこれ考えていたことです。
ただ、夢見る乙女・・・といったロマンティックなものではなく、かなり科学的なアプローチから思いを馳せていました。

この場を借りて、アレコレ語るつもりはないのですが、たまたまWeb上で宇宙の果てに関する動画を見たとき、人知を遥かに越えたスケールの大きさに衝撃というより、恐怖さえ覚えたものです。
宇宙に果てがあれば、その先にはなにがあるのか・・・。
小説の後半はそこから始まって行きます。
ラストというかオチに相当する部分は、果ての先にはなにも“ない”けど、アレコレ考えることに夢が“ある”・・・ということで結んでいます。

少し話がズレますが、このあたりを機に、科学的な雑誌を読むようになりましたが、逆に読めば読むほど謎が増えて行きました。
けど、それが何とも言えない心地よいもので、現実逃避というわけではないのですが、日常では決して味わえない感覚です。

恐らく、誰もたどり着くことはできない宇宙の果て・・・そもそも果てがあるどうかも分かっていません。でも、夢だけは広い宇宙を駆け巡ることでしょう。
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