ホタル通信 No.193
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.204 背中越しの告白
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
実話度は限りなく0%です。とは言え、アニメやドラマのワンシーンを切り取ったわけではありません。
全体的な雰囲気としては、それこそアニメやドラマのワンシーンであると自分でも感じています。
随分前の作品かつ実話度も0%なので、なにをきっかけにして作ったのかは正直覚えていません。けど、冒頭で書いたように、何かを参考にして作ったものではありません。
自分で作った作品に「あくまでも推測ですが」と前置きするのも変ですが、恐らく、“ドキドキ音”からヒントをもらったのだと思います。ただ、そのドキドキ音も単なる息切れのドキドキ音だったかもしれませんし、小説のように恋のドキドキ音だったのかもしれません。
いずれにせよ、ドキドキ音を単なる鼓動や音としてではなく告白のひとつの手段として使ったのは、手前味噌ながらナイスアイデアだと思います。
それに荒っぽく言えば、いつも小説のタイトルはいい加減に付けていますが、この小説に限って言えば内容とタイトルが一致しています。
ロマンティックさを付け加えるなら、背中越しの告白は爽やかな意味で、体と体が密着しており、だからこそドキドキ音が相手に伝わった・・・そんな意味も含まれています。
鼓動で告白し、鼓動で返事を返す・・・よくもまぁ、こんな照れくさい話を作れたものだと、自分のことながら恥ずかしくもなります。
でも、こんなふたりにどこか憧れているのかもしれませんね。
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