ホタル通信 No.184
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.101 冬のホタル(後編)
実話度:★★★★★(100%)
語り手:女性
前回に引き続き、冬のホタルを紹介させて頂きますが、語り手は奈央(なお)になります。
彼(小説上の僕)が、最初に立ち上げたブログのタイトルは、“冬のホタル”ではありませんでした。それに、今のような超短編小説だけではなく、他にもいくつかカテゴリがあったようです。
今のスタイルになったのは、私が彼のことを“ホタル”と名付けたことがきっかけでした。
小説に書いてある通り、私が持っている北海道のイメージから名付けたのは間違いありませんが、仮に、“ホタル”と呼ぶ人物が居たとしたら・・・男性か女性か分からない点に注目したのです
では、なぜその点に注目したのか・・・これも小説には書いてあるのですが、私には当時お付き合いしていた彼(小説上の僕ではありません)に、隠す必要があったからです。
ホタルちゃんは悪い意味で性別を隠そうとしたわけではなく、読み手に作者のイメージを植え付けないためだと教えてくれました
それに、実話や実話をヒントにした小説であることも大きく影響しているようです。
そうなると冬のホタルの作者は、“男性”ってことになりますよね?実はそれ自体は間違っていません。
ただ、女性の作者が男性として男性の作者が男性として・・・のどちらかがその答えです。
もし、後者であれば、男性の作者が時より、女性として語り手になっているわけです。今回もそうですよね?
気付けば、そろそろNo.500を迎えようとしています
本当はそんなに続ける気もありませんでした。悪く言えば止めるきっかけを失い今に至る・・・が正直な気持ちです。
「No.193 石ころ」とその紹介である「ホタル通信No.055」を読んで頂ければ、その気持ちを察して頂けると思います。
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