ホタル通信 No.180
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.125 気の早いタンポポ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
これから秋をへて冬に向かおうとしている時期にあって、少し時期外れなホタル通信になります・・・と言っても小説もこんなパターンの話でしょうか?
街角に置いてある無料の情報雑誌。特集こそ組まれてはいませんでしたが、でかでかと写真が掲載されていたのは事実です
加えて言うなら小説ではそれが放置されたまま時期外れになっている設定ですが、実際はそうではありませんでした。
ちゃんと4月に4月号みたいな感じになっていました。
蒲公英の写真をヒントに、それを読めない漢字に展開させています・・・とは言うものの、いつもの通り、ラストは考えずに話を進めて行きました。ただ、後半を書き進めるうちに、自然にラストの展開を思い付いた記憶があります。
季節外れ、季節の先取り・・・など、今現在とのギャップのような言葉を並べ立てて、少し混乱をあおっています。
そんな時に、足元にタンポポが・・・なんてオチです。私が良く使う表現で言えば、商業的な小説ではありますが
心情を描くことが多い冬のホタルも時より、そこに特別な想いを乗せていない小説を発表することがあります。
この小説もそのたぐいなのですが、ほんの少しだけある想いを含ませています。それは皆さんで感じとって頂ければ。
タンポポに出会うのは、まだ随分先のことですよね。ようやく夏が終わろうとしている段階ですから・・・と、書きながら春を待ちきれない気の早い自分が居たりして
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