ホタル通信 No.179
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.104 秋に想う
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
風景を心情に置き換える、逆に心情を風景に置き換える手法を時々使っています。
この作品は後者の心情を風景に置き換えたもので、当時の心情を綴っています。残念ながら、当時の心境をハッキリとは覚えていませんが、それでも読み直してみて感ずるところはあります
さて、ストーリーは分かったような分からないような、で・・・やっぱり、分からない展開をして行きます。
恥ずかしながら自分でも意味がよく分からない部分もありますが、そこは大目に見て頂ければ幸いです
心情を風景に置き換えたのは事実ですが、きっかけは、やはりその風景を目の当たりにしたからです。
夏の記憶として、入道雲は天高く昇っているような感覚を持っていました。だから、それを受け入れるために空は高いんだと・・・。
一方、目の前に広がるうろこ雲は果てしなく広がる感じから空が低く感じていました。
小説では女性同士の会話になっていますが、当時の心境の中に出てくるのは男女です。
一言で言えば、男性が女性に「生きる」ということを伝えたい、そんな心境が当時あり、それを風景に置き換えています。
このホタル通信を読んでも、なんかハッキリしないどころか、何を作者は言いたいのかよく分からないと思います。
生きることを諦めかけた人がいた。そして、そこにかかわってしまった人もいた。そのかかわってしまった人の心境がこの作品なんです
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