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ホタル通信 No.175

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.120 好みは変わる
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

食、異性、音楽。今回の小説に登場するテーマです。ただ、話を作るきっかけになったのは食です。

「あれ?昔は好きじゃなかったのに」
今でもそんな食に出会うことがあります。どうして今頃好きになったのか、はっきりした理由はわかりません。でも、ひとつ思い当たることはあります・・・それは後ほど書かせて頂きますね。

さて、その食の好みの変化を、異性や音楽の好みの変化とクロスオーバーさせながら話を展開させました。
ただ、最初からクロスオーバーさせる予定だったわけではなく、書き始めると自然にその方向に筆が進みました。どこか、潜在意識の中で、これら3つを同じものとして捉えていたのかもしれません。
異性の話を中心にコミカルに展開させています。
あえて重くする必要性も感じませんでしたし、男性を食する・・・なんて、今で言う所の肉食系女子のはしりかもしれませんね。
・・・とは言え、所々にちょっとだけ重い部分を盛り込んで、起伏をつけています

最後に前述した「ひとつ思い当たること」について触れておきます。
・・・けど、リアル過ぎてひかないでくださいね。
当時は食自体が細かったように思えます。食べ盛りの年齢だった割には。別に母親が作る料理がまずかったわけではありません。
でも、よくよく考えると素材のグレード・・・と言えば良いのでしょうか、それほどではなかったと思います
簡単に言えば、パイナップルは缶詰での味しか知らなかったのに生のパイナップルの味を知った・・・なんてことでしょうか。

食って楽しい思い出もせつない思い出もあるんじゃないでしょうか?
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