ホタル通信 No.173
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.147 凸凹コンビ
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
この話に登場している男女は、冬のホタルでも珍しい組合わせになっています
読者の皆様は単なる「男女」の認識だと思いますが、この話にはモデルになる特定の男女が居ます。
冬のホタルでは様々な男女が物語を繰り広げますが、組み合わせはそんなに多くはありません。人間関係のある一定の範囲内で話が作られており、時々によって組合せが変わっています。
今回は発表した小説の中でも、数える程度しか登場したことがない男女の組合せです。
ホタル通信の趣旨から少し離れますが、もう少し話を続けさせていただきますね。
実話や実話をヒントにしている・・・これは今も変わらないスタイルですが、あまり近過ぎる人の“実話”を使うことはあまりありません。その人に気付かれてしまうから・・・ということではなく“近過ぎるゆえ小説にしようとする気になれない”のが正直な気持ちです
実際、小説に登場していただいた自分達は、どちらかと言えば作者と何らかの距離がある人たちです。
距離・・・と言えば、あまり良いイメージには聞こえないかもしれませんが、ここで言う距離とは、物理的、心情的に離れている状態ではありません。
言うなればその人たちとの関係です。単なる知り合いから、何とも説明し難い関係の人たちをさしています。
今回の小説は前述した通り、非常に近い存在の人との実話をヒントにしています。
ただ、このような会話が行われたのではなく、あくまでも“そう感じている気持ち”を小説として具現化したものです。
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