« [No.465-2]黒いモヤ | トップページ | [No.466-1]鼻をすする »

ホタル通信 No.172

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.178 夏の始まり
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

自分でもあまり意識していなかったのですが、海が舞台の時
どうやら実話度が低い傾向にあるようです。詳しく調べたわけ
ではありませんが

海が舞台になる時は、ある事実の舞台を海に置き換える・・・
という手法は取らずに、海そのものから入って行きます。
多少なりとも事実から創作して行く当ブログの中にあって、異
質と言えば異質な存在と言えます。
つまり、何の事実もなしに、海を題材にして“何か話を作ろう”
と言うようなノリです。ただ、何の事実もなしに・・・とは書きま
したが「海を題材にして書いてみたい」と思わせる、何かは存
在しています。
その“何か”は、当時置かれていた自分の心情であったりする
ことが多いと自己分析しています

さて、話の内容ですが、とりたてて特徴がある話ではありませ
ん・・・と言うより、あえて際立たせた特徴を持たせていません。
ラストの一行が表している通り、“たわいもない”ことを描こうと
考えていたからです。
ただ、“たわいもない”ことであっても“静”ではなく“動”にした
かったため、夏を目の前にした海の冷たさをややオーバー気
味に表現させています。

“静”ではなく“動”であると前述しました。
でも、全体像はあくまでも“静”なんです。確かに2人だけの世
界で考えれば“動”なのですが、海全体で考えた時、私たちも
また“人影もまばら”な一員なんですよね。
従って、この話は写真で言えば手前にピントが合っており、遠く
の私たちはボケている・・・そんな話なんです
T172

web拍手 by FC2

| |

« [No.465-2]黒いモヤ | トップページ | [No.466-1]鼻をすする »

(106)通信No.151~175」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホタル通信 No.172:

« [No.465-2]黒いモヤ | トップページ | [No.466-1]鼻をすする »